■ 農業体験で“食”考える/平川市
NPO法人広域連携津軽・ほっとスティネットワーク(佐藤正彦理事長)は、グリーン・ツーリズム事業の一環として、東京都立蒲田高校の生徒を受け入れた。昨年に引き続き平川市などを訪れた同校生徒たちは、3泊4日の日程で農家宅に滞在しながらリンゴや米、野菜の収穫作業などに汗を流し、農村生活を存分に体感しながら改めて食について考えた。
同校は、生徒のやる気や頑張りを応援し励ますエンカレッジスクール指定を受け、平成19年から新たな取り組みを行い、ファームステイはその一環。このうち平川市のNPO法人尾上蔵保存利活用促進会(小野正博理事長)は、昨年に引き続き来青した2年生のうち124人を受け入れ。事前に手紙のやりとりしていたこともあって、31世帯の受け入れ農家と生徒たちは打ち解けた雰囲気で対面した。
平川市中佐渡の小田桐勉さんの水田では、鈴木翔君ら生徒4人が稲の収穫作業を体験。30日に稲刈り作業を見学し、1、2の両日は刈り取った稲を良品質米に仕上るため棒に挟むように掛けて自然乾燥させる「はさ掛け」作業にいそしんだ。水田に設けられた「はさ場」は長さ80メートルの一部2段で、生徒たちは初めての慣れない作業に戸惑いつつも、見晴らしのいい景色や澄んだ空気を満喫しながら、黄金色に輝く稲穂を棒に掛ける作業に汗を流していた。
■ 7日付の主な掲載記事
□いきいき放談/平賀かけっこクラブ監督
□写真特集/松山バレエ団公演
□郷土玩具展始まる/藤崎町
□県身体障害者福祉大会/黒石市
□スキー神社祭/大鰐町
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